鏡の前でメークアップや髪の手入れに夢中になるあまり、授業に遅れてきたり、授業中に抜け出したりする女子生徒の増加に業を煮やした学校側が、校内の鏡をすべて撤去するという手段に踏み切ったことが伝えられた。
エセックス州のバーキングサイドにあるユダヤ人学校、キング・ソロモン高等学校では、ファッション上の身だしなみにばかり気を遣い、勉強をおろそかにしている女子生徒に徹底手段で対抗。女子トイレの鏡をすべて撤去したほか、鏡を求めて女子生徒が男子トイレに忍び込むのを防ぐために、男子トイレの鏡さえもすべて取り払ってしまったという。
同校の生徒は学校側のこのような処置に強い不満を表明。特に、思わぬ「とばっちり」を受ける羽目になった男子生徒は「顔にペンのインクがついても、鏡がないためにうまく落とせない」と苦情を訴えるとともに、学校が校内の鏡を排除しても、女子生徒のほとんどはコンパクト・ミラーを持っているため、効果はないと批判。中には学校への抗議として、トイレの壁に「鏡を返せ」といった落書きをする者もいるとされる。
同校のラビ・ジェームズ・ケナード校長は、生徒がいくら反抗しても無駄とし、授業中にメークアップするなどという行為は、学校という教育の場には不適切と主張。
なお学校側では、9月の新学期には撤去した鏡を元に戻すとしているものの、それも生徒の今後の態度次第との厳しい姿勢は崩していないという。
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