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仕事をもつ親が純粋に子供と触れ合うために過ごす1日あたりの時間は、急いで済ます朝食や寝る前の「お話タイム」にしか相当しない、わずか19分という調査結果が発表され、仕事と家庭の雑事に振り回されて子供と過ごす時間がなかなかとれないでいる親の実態が改めて指摘された。
英国国家統計局が16歳以上の英国人約4,950人を対象に行なった「時間の使い方」調査によると、仕事をもつ親が子供と一緒にいる1日あたりの時間は35分だが、このうち16分は買物や家事のついでという「二次的活動」として子供と一緒にいるだけという。
なお、これとは対照的に、フルタイムで母親や父親業に専念できる親では、子供と過ごす時間は1日に110分で、「二次的活動」としては52分、純粋な触れ合い時間としては58分という結果になったとされる。
同調査ではさらに睡眠時間についても、フルタイムの母親が9時間以上であるのに対し、典型的な仕事を持つ母親ではこれより40分近く短いことが分かり、働く母親は仕事に行くために朝早く起きたり、夜はたまった家事を片付けるのに2時間半もの時間を費やしたりしなければならないためという。
また、4歳以下という幼い子供がいる家庭では父親も楽は出来ず、睡眠時間は8時間以内、家事に携わる時間は3時間以上であるほか、小さな子供がいない男性よりも1時間以上仕事に長く携わっているとされる。
家計を助けるために仕事を持つ女性の数は、70年代の850万人に比べて、現在では1,260万人と史上最多を記録。しかし、この中にはキャリアよりも育児に専念したいという女性が多く、キャリア志向がわずか6%、パートタイムの仕事を持ちながら育児をするのが理想というのは半数、専業主婦として育児に専念したいというのは26%であるという。
ちなみに、今回の統計局の調査では、1日の時間の多くは睡眠、仕事、テレビ視聴に費やされていることも分かり、1日あたりに換算すると睡眠時間は女性で8.3時間、男性で8時間、テレビやDVD、ビデオを見る時間は女性で2.4時間、男性で2.8時間となったほか、仕事をする時間は女性で2.2時間、男性で3.5時間となり、読書に費やす時間はわずか平均24分、若者ではこの時間がさらに短く、わずか10分のみという結果も報告された。
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