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ロンドンのケン・リヴィングスト市長は12日、環境保護の徹底策として、四輪駆動車などをはじめとする排気量が規定値を上回る車両に対し、ロンドン中心部に乗り入れる際に徴収する混雑税を現在の8ポンド(約1,600円)から、最高25ポンド(約5,000円)にまで値上げする意向を示したことが伝えられた。
ロンドンでは環境ガスの排出規制取り組みの一環として、2003年から、平日の一定時間内にロンドン中心部の対象エリア内に乗り入れる車両1台につき5ポンド(約1,000円)の混雑税徴収を開始。この料金は昨年8ポンドに値上げされたばかりだが、リヴィングストン市長はすでにこれを10ポンド(約2,000円)にまで値上げする方針を示しており、25ポンドという新料金は混雑税導入後わずか3年余りで5倍にも値上がりすることを意味するという。
リヴィングストン市長は、環境への影響を考慮した、排気量が規定値を下回る小型車への混雑税に関しては値下げを検討したいとしているものの、排気量の多い四輪駆動車などに対しては厳しい措置をとると主張。ちなみに値上げの対象とみられている、排気量の多い車種には、「ジープ・グランド・チェロキー5.7
V8」「レンジ・ローヴァー V8 4.4」「BMW X-5 3.0」といった人気の四輪駆動車のほか、「フォルクスワーゲン・ビートル
2.0 オートマティック」といった普通車も含まれているという。
環境保護団体では、これまで環境の敵とされてきた四輪駆動車がついに徹底規制の対象となることに歓迎の意を表明。
しかし、ドライバー団体「AA Motoring Trust」では、子供を学校まで送迎する母親のような、日常生活で車に頼らざるを得ない人々にとって、混雑税の大幅値上げは大きな負担になると指摘。また、中小企業の代表団体でも、1日25ポンドの混雑税は年間で車1台約6,000ポンド(約120万円)もの支出になることから、中小企業にとってはさらなる打撃になるとの抗議の声が寄せられている。
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