英国内の交通事故による昨年の死亡件数に関し、全体的には減少傾向が見られたにもかかわらず、自転車での死亡事故件数は増えたことが明らかになり、サイクリング・ブームによる自転車利用者数の増加が死亡事故の増加にもつながっていると考えられていることが伝えられた。
交通手段として自転車を利用する人の数は過去5年の間に、ロンドンだけで50%増加し、1日45万人。また、自転車用道路の全国ネットワーク「the
National Cycle Network」の利用者数も昨年だけで15%増え、2億3,200万人になったという。ちなみに、英国内で自転車を所有する人の数は2,700万人とされている。
2005年の自転車による交通事故死亡件数は10%増加して148件と、1999年以来最多を記録。重傷事故の件数も2%増加し、2,212件に及んだとされる。
英国運輸省が発表した数字によると、2005年に英国内で起こった交通事故による死亡者総数は全体で3,201人と、2004年より1%減少し、1926年以来最少となったほか、負傷事故件数と合わせても前年より6%減って3万2,155件。子供が巻き込まれる事故も9%減り、昨年における子供の死亡件数は前年より15%減の141件であったことが報告された。
ドライバー団体「the RAC Foundation」では、自転車利用者の安全強化に努めると共に、自動車製造側も、歩行者や自転車に乗った人の安全をより考慮した自動車作りが必要と示唆している。
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