|
野外コンサートを聴きに集まった年金生活者らが、コンサートを邪魔しようとする若者グループに対して一致団結、歩行杖を武器にこの若者らを撃退するという出来事が起こったことが伝えられた。
サマセット州のウェストン・スーパー・メアでは2日、ブリストルの吹奏楽団「Redland Wind Band」が、年金生活をするお年寄りのために野外コンサートを実施。しかしそこへ、パブでのW杯観戦ですっかり酔っ払った18〜25歳の若者30人以上のグループが『襲来』。観客である300人余りの老齢者の前で、楽団に卑猥な言葉を叫んだり、指揮者に向かってサッカーボールを蹴ったりして、コンサートを妨害し始めたとされる。
観客の中には第二次世界大戦に参戦したという退役軍人も多く含まれ、おりしも演奏された映画『大脱走』のテーマ曲をバックに、このうち20人ほどの老齢者らがデッキチェアから立ち上がり、歩行杖を振り回しながら、前線で敵に立ち向かう兵隊のように一列に並んで若者らに突進。あまりの迫力にすっかり怖気づいた若者らは、やがてその場を逃げ出したという。
この反撃に加わった元空軍パイロットで、大戦中はエジプトに駐留していたという78歳男性は、若者らの勝手な振る舞いに嫌気が差し、周囲も同じ考えでいることが分かるとお互い暗黙の了解のうちに行動に移したと説明。若者に立ち向かっていった時は、まるで戦地に戻ったような思いだったと語り、「年をとってはいるが、まだまだ若者には負けない」と頼もしいコメントを寄せたとされる。
© 1999- 2006JAPAN JOURNALS
LTD. All rights reserved
*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。
|