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7/6 冗談にしては度が過ぎる!?――上司に送った包みの中にタランチュラ!

冗談のつもりで、職場の上司にタランチュラの一種である大グモが入った包みを送り、この上司に精神的ダメージを与えたという男性が5日、レスター民事裁判所で有罪判決を下されたことが伝えられた。

レスターのボーモント・リーズ出身のマーロン・へクター被告は、義務教育終了後すぐに入社し、6年間勤務した同市内のスーパーマーケット・チェーン「マークス&スペンサー」の支店を辞める際、タランチュラの一種であるメキシカン・レッドニーをプラスチック製の容器に入れ、それを上司であるスーザン・グリフィンさんに渡すよう、友人に頼んだとされる。

何も知らずにこれを受け取ったグリフィンさんは、容器を開けた途端、ティッシュの間に全長約15センチにもなる巨大なクモがいるのを見てすっかり恐れおののき、あまりの衝撃でそれ以来、熟睡できなくなったほか、容器の蓋を開けることもできなくなってしまったという。

悪意ある脅迫行為を行ったとして起訴されたへクター被告は、罪状を素直に認め、200時間のボランティア活動を含む、12ヵ月間の地域社会奉仕命令と、被害者であるグリフィンさんの「精神障害」への補償として200ポンド(約4万円)の支払いを命じられたとされる。

弁護側は、グリフィンさんが容器を開ける時、被告はそばにいるつもりであったが、たまたま会議に呼び出されて席を外さなければならず、事態収拾に努めるチャンスもなかったとし、被告の行為は「冗談」にすぎないと主張。検察側ではこれに対し、へクター被告が自分を嫌う上司への嫌がらせから思いついた行為であるのは明らかとし、被害者当人だけでなく、周囲にも大きな衝撃を与えたとして有罪の判決を下したが、禁固刑が科される可能性もあったとされる。

メキシカン・レッドニーは絶滅危惧種であるため、英国内では人工繁殖されたもののみ、1匹最高70ポンド(約1万4,000円)で売買が許可されており、マニアの間では人気とされる。このクモの毒性は比較的低いものの、アレルギー体質の人には命とりになる危険性もあるという。

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