ロンドンの主要鉄道駅のひとつ、キングズ・クロス駅周辺の建設作業現場で26日に起こった火災により、同駅が閉鎖された。2日目となった27日にもこの閉鎖は続き、通勤客らの足に大きな乱れが生じていることが伝えられた。
この火災により、大型ガス・ボンベの爆発が懸念されたことで、周辺の住民約1,000人に避難警告が出されたとされ、これらの住民は28日まで避難生活を強いられる見込み。消防署ではガス爆発に備え、200メートル圏内を立ち入り禁止区域に定め、ボンベの冷却に努めているが、いまだに「極めて危険」な状態とされている。
鉄道運営側によると、この火災で信号機の操作を担当する職員も避難を余儀なくされたため、同駅を発着する列車の運行をすべて停止せざるを得なくなったと説明。キングズ・クロス駅はさらなる閉鎖が予測され、ピーターバラ〜キングズ・クロス間の列車の便もすべてキャンセルされる見込みだが、消防署と連絡を取り合いながら状況を判断し、28日の朝までには全サービスを復旧させたいとしている。
キングズ・クロス駅に向かう電車の利用者は、途中で他の鉄道網に乗り換えたり、鉄道会社が提供するシャトル・バス・サービスを利用したりするなどの代替ルートを余儀なくされたほか、地下鉄は通常通り運行しているものの、27日朝には地下鉄セントラル線が一時全面運行停止となったことで、通勤網にさらなる混乱が生じたとされる。
この建設作業現場の火災では、1人が火傷を負ったものの、約630人が無傷で避難したと報告されている。
ちなみにキングズ・クロス駅を利用する人の数は、1日あたり6万人にのぼるという。
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