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12歳の空手少年が、子供たちを狙って携帯電話を強奪していた犯人の大人を、得意技で撃退するという出来事が起こったことが伝えられた。
ブリストルのハートクリフで10日の夜、ジェイク・オリヴァー君(12)が帰宅途中に道を歩いていると、突然背後の茂みから、頭をすっぽりと覆う帽子をかぶった男性が現れ、ジェイク君をつかまえると携帯電話を寄こすよう要求したとされる。
しかしこの強盗犯は、身長145センチという、自分よりはるかに背丈の低い少年が、実は空手の12歳以下部門における世界チャンピオンであるとは夢にも思わず、要求を拒否されると力ずくで電話を奪おうと、ジェイク君に殴りかかったとされる。
ところがジェイク君はこれをかわし、犯人の鼻にブルース・リー風のチョップ技をお見舞い。犯人の顔は血だらけになり、着ていたイングランド代表チームのフットボール・シャツにも赤いしみができたという。
犯人は「鼻がつぶれた」と悪態を叫びながら、何もとらずに待機させていた車でその場を去り、ジェイク君は自宅まで走って事件を告げ、母親が警察に通報したとされる。
ジェイク君は「長年の空手の稽古が役に立った。さもなければ、犯人にやられていたところだった」とコメント。事件が起こった時は「アドレナレンが体中をかけめぐり」、犯人をまったく怖いとは思わなかったというが、家族や警察からは、今度同じ目にあっても、二度と犯人に立ち向かったりはしないという約束をさせられたという。
警察では、この事件の犯人は捕まっておらず、いまだに現場付近に出没する可能性が高いと警告し、地元住民に対して、万が一襲われた場合はまず所持品よりも自分の安全を第一に考えるよう呼びかけている。
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