故マーガレット王女の逝去に伴う相続税支払いのために、宝石類や美術作品などといった、王女の思い出の品々が13日、ロンドンの「クリスティーズ」でオークションに出品され、落札総額は初めの推定300万ポンド(約6億円)をはるかに上回る、1,000万ポンド(約20億円)近い額を記録したことを各メディアが伝えた(写真は「デイリー・テレグラフ」紙より)。
マーガレット王女はスノードン卿と離婚し、2002年に逝去したが、その子供たちであるリンリー卿とレイディ・サラ・シャトーは母親から受け継いだ領地の相続税支払いに苦悩しており、母親の遺品をオークションに出品することを決意。800点にわたるこれらの品物のオークション出品に関しては、家族など親近者の間でも意見が分かれたとされているが、最終的には合意に達したとされる。
マーガレット王女の生涯そのものともいえる品々が出品された今回のオークションでは、王女が結婚式に身につけた、製作年代が1870年にさかのぼるというポルティモアのティアラ=写真上=が、20万〜30万ポンド(約4,000万〜6,000万円)の推定額を大きく上回る92万6,400ポンド(約1億8,528万円)、祖母にあたるメアリー皇太后から贈られ、王女の寝室に飾られていたという置時計=同下=が、やはり推定額の2倍近い124万ポンド(約2億4,800万円)、王女の19歳と21歳の誕生日に撮影された有名なポートレート写真でも着用されている、アールデコ風の真珠のネックレスが27万6,800ポンド(約5,536万円)で落札されたほか、推定落札価格は50ポンド(約1万円)でしかなかった、ハリネズミの形の金メッキ製ブローチが5,760ポンド(約115万2,000円)という驚くべき値をつけるなど、すべてが「破格」づくめだったという。
「クリスティーズ」では、今回のオークション結果は、英国王室に寄せられる関心の高さが反映されたものとコメントしている。
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