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6/13 衛兵帽にはやっぱり「本物」!――化学繊維は熊皮ほど着用に適さず
バッキンガム宮殿を訪れる観光客なら誰しも、真紅の制服に黒熊の毛皮でできた山高制帽を身につけた近衛兵を写真におさめたくなるもの。ロンドンのシンボルのひとつともいえる、この女王の近衛部隊が着用する伝統の帽子を、動物保護の観点から、本物の熊皮から化学繊維質のものに代えようとする動きがみられたが、化学繊維の帽子は着用にあまり適さないことが明らかになり、過去5年間で本物の熊皮に結局32万1,000ポンド(約6,420万円)が費やされたことが報じられた。

武装部隊担当官アダム・イングラム氏が下院への返答書の中で明らかにしたところによると、カナダの管轄団体を通して正式な毛皮貿易商から購入した熊皮の帽子はひとつあたり平均650ポンド(約13万円)で、これを5年間で494個購入したとされる。

イングラム氏は返答書の中で、毛皮使用に反対する動物保護団体「People for Ethical Treatment of Animals」から提供された化学繊維質の帽子については、着用時の問題を指摘。特に雨天の際は着用に不都合が生じるとし、本物の毛皮に及ばないという現場の切実な声を強調したという。

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