カミラ夫人=写真左=の父親で、元英国陸軍将校でもあるブルース・シャンド氏=同右=が11日、ドーセット州の自宅で家族に看取られて逝去したことを各メディアが伝えた。享年89(写真は「デイリー・メール」紙より)。
シャンド氏は第二次世界大戦中の功労が認められ、2回に渡って戦功十字章を授与されるなど軍人として活躍。軍を退いてからはワイン商として成功、熱心な狩猟愛好家としても知られた。
1917年1月に生まれたシャンド氏は、3歳で両親から離れ、祖母に育てられたという。ウォリックシャーのラグビーにある有名私立男子校で教育を受けた後、英国陸軍に入隊したシャンド氏は槍騎兵隊を率いる少佐としてキャリアを開始、1940年と1942年の2回に渡り、戦功十字章を授与されたという。
ウィンストン・チャーチル元首相からも、若年ながら勲章を与えられているシャンド氏に感嘆の言葉が投げかけられたというエピソードもあるが、戦時中は激戦を生き抜き、終戦はドイツ軍の捕虜として迎えたとされる。
戦争が終わって英国に戻ったシャンド氏はアシュクーム卿の娘ロザリンド・キュビット嬢(1994年に骨そしょう症で死去)と結婚。1947年には最初の子供であるカミラ夫人が生まれたという。
カミラ夫人は最初の夫アンドリュー・パーカー=ボウルズ氏との波乱の結婚や、チャールズ皇太子との不倫スキャンダルの際も、常に父親のシャンド氏を心の支えとしていただけに、今回の訃報に大きな打撃を受けているとみられている。
娘が世間の噂の的となっていた時も、個人的な見解は決して公にしなかったことで知られるシャンド氏には、チャールズ皇太子も深い敬意を示していたとされる。
シャンド氏の葬儀はごく親しい者だけで、静かに行われる予定という。
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