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英国内でゴミとして捨てられる、まだ使用可能な品物の価値総額は、年間56億ポンド(約1兆1,200億円)にものぼっていることが調査の結果明らかになった。
クラシファイド広告のウェブサイト「Gumtree.com」が、英国の成人1,400人を対象に行なった調査によると、ゴミとなっている使用可能製品の主なものには、コンピューターが約100万台、アダルト玩具が200万個近くあるとされ、他にもDVDプレーヤーが120万台、テレビが130万台、「iPod」が20万台、CDが1,500万枚以上などとなっているほか、多忙のあまり、せっかく購入しても行けなくなったスポーツや芸術関連のイベントのチケットも180万枚含まれるという。
こういった品々を捨てたり、他人に引き取ってもらったりする最も大きな理由は引越しに際して荷物を軽くするためで、隣人のスキップ(粗大ゴミ用の運搬箱で、有料で自治体に引き取ってもらう)に勝手にいらないものを捨ててしまったことがあると認める人は半数以上に達したとされる。
いらない品物の物々交換や売買情報を提供している同ウェブサイトでは、いらない物を提供したいという情報は毎月3,000件も寄せられ、このようなインターネット・サービスがあるのを知っていれば、ぜひ活用していたと訴える人も全体の90%。さらに、粗大ゴミを自治体に引き取ってもらうのに30ポンド(約6,000円)かかることで、自治体を通してゴミを処理することをためらう人は80%以上にのぼることも分かった。
調査元では、不要品を誰か欲しい人に譲りたいという欲求は誰にでもあるものの、時間がなかったり、どこに品物を持っていったらいいか分からなかったりすることで、まだ使える物でも結局ゴミとして捨ててしまいがちと説明。また、必要なものをタダで手に入れるのはいいが、必ずしもお金の節約になるとは限らないとし、同サイトを単に不要品のゴミ捨て場とみなすのではなく、より環境にやさしく、さらに誰かに喜んでもらえるような品物の流通経路として使って欲しいと訴えている。
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