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11歳の時に1本だけ試したつもりのタバコが、喫煙を始めるきっかけとなり、一度吸ったらタバコの中毒性は、その後も3年以上にわたって続くという調査結果が発表された。
英国医師会が発行する医学専門誌に掲載された調査報告「Tobacco Control」によると、研究者らは南ロンドンの学校36校で、11歳から16歳の生徒2,000人以上を対象に、その喫煙傾向について5年に渡る調査を実施。
両親の喫煙傾向や生い立ち、生活環境なども考慮に入れて行なわれた調査の結果、11歳で初めてタバコを吸ってみたという生徒では、14歳になるまでに日常的に喫煙を始める確率が、11歳の時点ではタバコを試したことがなかったという生徒よりも2倍高いことが分かった。
11歳という若さで初めてタバコを吸った時の経験は、たとえその後でタバコを吸わない期間が3年以上続いたとしても身体がどこかで覚えており、ストレスなどが引き金となって喫煙時の快感の記憶が目覚め、常習につながりやすいと分析されている。
調査元ではこの理由として、「楽しい」という感情を引き起こす脳内物質の分泌には、タバコ1本からのニコチンでも十分とする説や、タバコを1本でも実際に試すことで、未成年者の喫煙に対する様々な不安も解消されてしまうためという説を挙げているという。
ちなみにガン患者の支援チャリティ団体「Cancer Research UK」によると、2004年にイングランドで、タバコを試したことがあるというのは、11歳で全体の14%、15歳では全体の62%だったという調査結果も報告されている。
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