20世紀は過去1200年間で最も気温が高く、地球の温暖化現象が最悪の事態に達した世紀であったことが、研究調査の結果明らかにされた。
イースト・アングリア大学の研究者らが、紀元800年から地球上で起こった、異常に温暖な時期と寒冷な時期について調査を行なった結果、20世紀はこれまでで最も気温が上昇した時期であることが分かり、その原因とされる温室効果ガスの排出量も最高となっていることが指摘されたという。
研究者らは世界14ヵ所から採取された木の年輪、化石、氷の深層部などから、気温の変化によると思われる証拠を分析。890年から1170年にかけても、「中世の温暖期」と呼ばれる、比較的気温の高い時期が見られたものの、20世紀末の地球の温暖化現象ほど顕著なものではなかったとされる。
この発見により、気温の変動は自然の成り行きというよりも、人間の活動を原因とする、温暖化人為説が有力視される結果になったとみられている。
同大学の専門家らは、この調査が20世紀の温暖化の深刻さを強調する、最も有力な証拠となったとし、温室効果ガスの排出量が最多となっている事態に警鐘を鳴らしている。
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