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5/24 労働党主催の競売に出品された「ハットン報告書」に自筆サイン!――シェリー・ブレア夫人に非難殺到

労働党が活動資金調達のために行ったパーティーでの競売で、イラク大量破壊兵器に関する情報操作問題の真偽をめぐり、武器専門家デヴィッド・ケリー博士が自殺した一連の事件調査報告をまとめた「ハットン報告書」が出品された。死者から利益を得ようとしたとして労働党に批判が集まるとともに、この報告書に自筆のサインを行ったシェリー・ブレア首相夫人=写真上=に対しても、「悪趣味もはなはだしい」との激しい非難の声があがっていることを各メディアが伝えた(写真は「デイリー・メール」紙より)。

ケリー博士=下写真左側=は2003年、イラクの大量破壊兵器使用の可能性に関して、首相官邸が文書偽造による情報操作を試みたという疑惑の鍵を握る人物として注目されたが、国会の選考委員会による公聴会の2日後に自殺。ハットン卿を長とする調査委員会がこれら一連の事件を「ハットン報告書」=同右側=として政府に提出したものの、この報告書は多くの政治関係者らから、形だけのものとみなされてきたという。

ところが、メイフェアのアーツ・クラブで先週行われたパーティーでは、労働党支持者や政治家ら200人以上が4コース・ディナーを楽しんだ後、競売が開始され、このハットン報告書が400ポンド(約8万円)で落札された。

この報告書には、ブレア首相の元顧問で、イラク兵器の文書偽造疑惑の渦中にもいたアリステア・キャンベル氏に加え、シェリー夫人の自筆サインがあったとされる。野党保守党などは、ケリー博士の死という悲劇から金銭的利益を得ようとしている労働党を批判すると共に、ケリー博士の遺族に対するシェリー夫人の思慮のなさを非難。労働党政府の道徳心欠如を示す好例とし、この競売による利益はチャリティ団体に寄付し、労働党は公式謝罪するべきであるという声も高まっているとされる。

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