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添い寝をしている間に本当に眠り込んでしまい、母親が乳児を窒息死させてしまうという事故が、英国内で年間最高300件も起こっていると推測されており、専門家からは乳児との添い寝の危険性が改めて警告されていることが伝えられた。
ヨークシャーの検死官ロジャー・ウィタカー氏は、母親が添い寝中に子供を死亡させてしまったという事件を過去2年間に12件扱ったとされ、全国レベルに換算した場合、このような事故死は年間300件にもおよぶと推測。乳児との添い寝は子供の事故死という大きな危険をはらんでいるため、母親にはいかなる場合も子供と同じ寝床で休むのは避けるよう、しっかりと指導すべきであるとの見解を示しているという。
保健省が配布している母親向けパンフレットには、飲酒や喫煙、あるいは薬を飲んでいる、または疲れきっている時以外であれば、親は子供に添い寝してもよいといった内容が記されていたが、ウィタカー氏の要請で、これは添い寝を肯定しつつも、その危険性を明確に伝える記載に変えられたとされる。ウィタカー氏はさらに、母親が育児で常に疲れ切っているのは周知の事実とし、気づかぬうちに誤って我が子を死なせてしまうという悲劇は、添い寝をしないよう呼びかけることで回避可能と訴えているという。
ちなみに2004年には、23歳の母親が生後4週間の乳児に授乳中、眠ってしまい、この乳は翌朝死亡。3年にも満たないうちに同じ母親がまた、生後5週間の乳児を同じ状況下で死なせてしまうという悲劇があったことが報告されている。
しかしながら、助産婦の養成機関「the Royal College of Midwives」では、母親の添い寝は子供にとって大きな利益をもたらす側面もあるとし、添い寝を一概に禁止することは無意味と反論。大切なのは、最も安全な添い寝の方法をアドバイスすることであると主張している。
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