記録的な水不足に見舞われている英国の一部で、4月3日からホースやスプリンクラーなどを使用した水撒き禁止が実施されている中、近所からの密告情報により、これらの禁止令に違反した876名に、水道会社から「注意」文が送られたことが伝えられた。
水道会社「Thames Water」が明らかにしたところによると、同社ではすでに、隣人がスプリンクラーやホースの使用禁止を無視していることに対して何百件もの苦情を受け取っているとされ、ホース使用禁止の主旨を説明する書状876通とともに、11名の消費者に対しては禁止令違反に対する罰金請求の可能性を示唆した警告状も送付したとされる。
なお、3回の警告にもかかわらず違反行為を繰り返す者は、法的に訴えられ、最高1,000ポンド(約40万円)の罰金を科される場合もあるという。
「Thames Water」では、現在の貯水量や消費者の需要、予想される今後の降水量などを考慮し、これからさらに厳しい節水対策を実施していくかどうかについて決定する予定。渇水対策の影響を軽く見ているわけではなく、今夏にかけての水の供給量を確実にしたいだけと説明している。
この深刻な水不足により、イングランドとウェールズでは11年ぶりに渇水対策が実施され、先週初めからサットンやサリー州東部がその対象地域となっている。
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