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英国内に住む少数派の宗教グループのうち、最も恵まれない生活環境を強いられているのはイスラム教徒で、住宅事情や就職率、教育などの多方面で、他の宗教グループよりも劣悪な条件下におかれているという調査結果が明らかにされた。
英国政府の援助を受け、オックスフォード、バーミンガム、ダービー、ウォリック各大学の研究者らが共同で行った調査によると、イスラム教人口全体をみた場合、イスラム教徒は苦境下での生活を強いられており、特に失業率や長期的な健康問題、教育や住宅事情において最も恵まれていないとされ、イスラム教徒の3人に1人は国内で貧困地域とされるエリアに住み、25歳以上の半数が正式な職業についていないという。
同調査ではまた、イスラム教徒、シーク教徒、ヒンドゥー教徒のコミュニティが1960年代から同じ地域に集中する傾向が続いていることも指摘。この事実については、これらの宗教グループでは一族が地方に分散せず、また信仰の場所の近くにいたいという欲求が強いためとみられている。
ちなみに、各地域の貧富差を問わず、英国内では白人のキリスト教徒が依然として人口の最も大きな割合を占めているという。
英国のイスラム教代表団体「the Muslim Council in Britain」では、国内のイスラム教徒が瀕している問題に人々の関心を集めるよい機会とし、この調査報告を歓迎。多くのイスラム教徒が抱えている現実問題を認識し、これらの問題解決のために早急な政策を検討するよう、英国政府に訴えている。
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