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英国の大手スーパーマーケット・チェーン「テスコ」では、レジで無料配布されるビニール袋の数を大幅に削減するなど、今後2年にわたって積極的な環境対策を実施する方針を明らかにしたことが伝えられた。
「もうけすぎ」との陰口も聞かれる「テスコ」では、同チェーンで配布される買物袋を通常の25%減らすほか、買物袋も現行のビニールに代わって自然分解できる素材にするとともに、消費者には再利用できるバッグの使用を奨励。現在1枚10ペンスというこの有料再利用バッグに関しても値下げをし、袋のサイズを大きくしてレジでの常備を心がけるといった策を検討しており、消費者の習慣を変えるのは困難ではあるが、こういった対策は消費者からの要望に応えるものと話している。
さらに「テスコ」では、2008年までに消費者が店に戻す資材のリサイクル品の量を2倍に増やすことを目指すのに加え、各店舗にできるだけ風力発電設備を設置する予定でもあるという。
英国内のビニール袋削減問題は、今までにも政府や大手スーパーマーケットにとっても重要な議題となっているという。政府内の環境問題担当者からは、レジでのビニール袋に課税しようとする意見も挙がり、環境問題を重視する者からは支持を受けたものの、結局は検討先送りとなってしまったとされる。
自由民主党の環境広報官クリス・ヒューン氏は「テスコ」の環境対策に関して、自然分解できる袋も、それらがゴミ埋立地で分解される際に放出されるガスが地球温暖化につながるとし、問題解決策とはいえないと指摘。英国内のスーパーで配布される買物袋は年間170億枚にものぼり、20年間でイングランド全体を埋め尽くす量である事実を挙げ、政府自体が有効な対策をとるべきであるとの見解を示しているという。
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