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4日に行われたイングランド地方選挙での労働党大敗を受け、トニー・ブレア首相は、外国人犯罪者の国外追放問題をめぐるスキャンダルで物議をかもしているチャールズ・クラーク内相を免職するなど、内閣の大改造を敢行。労働党が支持率奪回のための苦しい対応を迫られているとみられていることが報じられた。
5日までの開票結果によると、今回の地方選で労働党は保守党相手に200議席以上を失い、大敗。完全な敗北まではいかないまでも、18ヵ所の自治体で多数支持を失い、労働党史上最悪の地方選結果となったという。
ちなみにデヴィッド・キャメロン新党首率いる保守党は北部の都市部で若干支持を失ったものの、250議席を獲得して大勝、自由民主党では予想より20議席少なかったものの、ミンゲス・キャンベル卿の新党首としての座が危ぶまれるほどではないとされている。
これにより、ブレア首相は支持率急落の根源となったスキャンダルの渦中にいるクラーク内相の免職をはじめとする内閣改造に着手。次期内相にはジョン・リード国防相が就任するほか、ジャック・ストロー現外相が下院リーダーになり、次期外相にはマーガレット・ベケット現農相が着任する予定という。
クラーク内相は、刑期を終了した外国人凶悪犯罪者が国外追放されないまま、内務省がその行方を把握していない事実を認めたことで、世論および各閣僚から辞任を迫られていた。同相は事態収拾の責任をとるべく、内相職にとどまることを主張していたが、政府の決断には素直に従う意向を示しているとされる。
今回の内閣改造に対しては、労働党大敗を必死に取り繕おうとするブレア首相の試みが垣間見られる中、「沈みゆくタイタニック号の上で、デッキチェアの位置を取替えっこしているようなもの」との辛辣な批判も聞かれており、ブレア首相退陣の必要性を主張する声も高まっているという。
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