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22億ポンド(約4,400億円)という記録的な利益を発表して注目されている英国最大手のスーパーマーケット・チェーン「テスコ」が、今年中にさらに130ヵ所の新店舗オープンを計画していることを明らかにし、大手スーパーの進出が地元の小規模な小売店に及ぼす経済的打撃を懸念する声が高まっていることが伝えられた。
「テスコ」では昨年度だけで、英国内に大型店舗「Extra」を18店、小規模店舗「Express」を115店オープンし、総売上額は13%増えて418億ポンド(約8兆3,600億円)となったほか、税込み利益も17%増え、22億1,000万ポンド(約4,420億円)を記録。今年は小規模店舗をさらに増やし、イングランド南東部だけでも約30店舗のオープンを検討し、このような店舗拡張の勢いはしばらく保持したいとしている。
しかしながら、「テスコ」のこのような急激な進出は、小売市場において大型チェーンのような競争力を持たない、地元の小規模な小売店にとっては大きな打撃になるとし、個人経営などの小規模小売店団体「the
Association of Convenience Stores」からは、「テスコ」の進出ぶりを「横暴」とする批判の声も挙がっているという。
このような批判を受け、小売業界の健全な競争を監督する政府委員会「Competition Commission」では、「テスコ」をはじめとする大手スーパーマーケット・チェーンに対して調査を開始。結果は数週間後に公正取引局から通知されるという。
「テスコ」では調査に関して、後ろめたいことは何もないと断言。同社が小規模店を食い物にしているという非難についても、「テスコ」自身が創業当時はロンドンのマーケットで小売業を営む小さな店でしかなかった事実を挙げ、今日の発展はひとえに消費者のニーズを把握したビジネス手腕が効を奏したおかげとする一方、小売業界にはまだ開発の余地がある市場があり、他の小規模店にも発展の機会は多いに残されていると弁明している。
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