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海外のビジネスで得た利益を不正な手段で英国内に持ちこみ、脱税した容疑で起訴されていたサッカー解説者ガリー・リネカーさん(45)の弟ウェイン・リネカー被告(43)に、ロンドンのサザーク刑事裁判所では24日、「脱税は納税者を裏切る、深刻な犯罪行為」として、2年半の実刑判決を下したことが報じられた。
エセックス州に自宅を持ち、スペイン、ポルトガル、カナリー諸島などで8ヵ所のバーと3ヵ所のフランチャイズ店を経営するリネカー被告は、1999年から2001年にかけて、これらのバー経営から得た利益の合計22万ポンド(約4,400万円)を、何も知らない家族や友人などの「運び屋」を通して現地通貨のまま国内に持ち込んでいたという。
持ち込まれた現地通貨は、両替所を通して英国ポンドに替えられた後、複数の銀行口座を通して「洗浄」され、最終的にリネカー被告の銀行口座に振り込まれていたとされる。
脱税額は利子も含んで9万ポンド(約1,800万円)にものぼるとみられ、リネカー被告にはこの脱税額分の財産没収命令が下され、従わない場合には受刑期間が2年延長されることになるという。
今回の裁判ではまた、リネカー被告のマネージャー、デヴィッド・ホッジズ被告(43)が脱税行為を幇助した罪で20ヵ月の実刑を宣告されたほか、複数の口座振替操作の見返りにリネカー被告から多額の礼金や旅行などの報酬を受け取っていた、金融機関「NatWest」の元株取引担当ジョン・ステイシー被告(56)にも18ヵ月の実刑判決が下されたという。
イングランド代表チームのキャプテンを務めたこともある名ストライカーで、現在はサッカー解説番組「Match Of The Day」の司会解説を務める兄、ガリーさんから、ビジネスの才能を賞賛されたこともあるというリネカー被告は、1988年に地元レスターのマーケットにある店を引き払い、テネリフに移住。そこで有名選手となった兄の名声の下に開店したバー「the
World Famous Lineker's Bar」が成功、高額の利益を得ていたとされる。
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