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元人気サッカー選手で、現在はBBCのサッカー番組「Match
Of The Day」の解説者として知られるガリー・リネカーさん(45)=写真右=の弟ウェイン・リネカー被告(43)=同左=が、1999年から2001年にかけて、海外のビジネスで得た利益にかかる税金35万ポンド(約7,000万円)を免れようと、不正な手段でこれらの利益を英国内に持ちこんだとして起訴されている事件で、サザーク刑事裁判所では2週間にわたる裁判で、同被告に実刑判決を下す可能性が高いとみられていることを、各メディアが報じた(写真はロンドンの夕刊紙「イヴニング・スタンダード」より)。
レスター・シティやエヴァトン、バルセロナをはじめ、日本の名古屋グランパスエイトでもプレーしたことがあるという兄よりも、一時はサッカーの才能があるとみなされていたという弟のリネカー被告は、地元レスターのマーケットにある店を売却し、1988年にカナリア諸島のテネリフに移住。国際的スポーツ選手である兄の名声の下に開店した最初のバー「World
Famous Lineker's Bar」は、著名人も多く訪れる有名スポットとなった。
現在はカナリー諸島だけでなく、ポルトガルやスペイン、キプロスなどでパブ8店舗を所有し同バーのフランチャイズ店も他に3店舗あるというリネカー被告は、同ビジネスで大成功をおさめ、はじめはこれらの利益を正式な両替手段を用いて英国に持ち込んでいたが、為替レートの下落などにより、この方法をとることをやめてしまったという。かわりに、バーのマネージャー、友人や親戚など信頼できる少数の「運び屋」に、売上金の一部を現地通貨のまま英国に持ちこむよう頼み、金融機関「NatWest」の株取引部門元責任者ジョン・ステイシー被告(56)を通してマネーロンダリングを行い、「NatWest」に設けられた複数の口座を経て自分の口座にお金が振り込まれるよう仕組んだとされる。
リネカー被告のマネーロンダリングは、「NatWest」がステイシー被告の規則違反行為に気づいたことで明るみに出た。リネカー被告から「報酬」を受け取っていたとされるステイシー被告は、2001年9月に「NatWest」を解雇されたが、これにからみ14の窃盗容疑で起訴されていた件では無罪となっている。
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