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スコットランドやウェールズ、アイルランドの守護聖人の日には、それぞれの地域で大々的に祝いのイベントが開かれるのに対し、イングランドの守護聖人「聖ジョージの日」となる4月23日に、何らかの形でお祝いをするというイングランド人はほとんどいないという、さびしい調査結果が明らかになった。
歴史物保存団体「English Heritage」が1,800人を対象に行なった調査によると、キリスト教の「告解火曜日(Shrove
Tuesday)」にパンケーキを食べ、ガイ・フォークス・デーには花火を楽しむ人は全体の60%に達するものの、「聖ジョージの日」に何かお祝いをするという人は全体の19%にしか過ぎなかったとされる。
しかしながら、調査元ではイングランドの守護聖人の日が祝われないのは、人々が無関心であるからではないと指摘。4月23日が「聖ジョージの日」であることを知っている人は全体の82%に達しているものの、お祝いをしない主な理由は「何をしたらいいかわからない」からであるという。
こういった事態を引き起こしている背景には、聖人についての知識不足もあるとされ、聖ジョージが実在したローマ軍の兵士であることを知っている者は全体の20%で、アーサー王伝説にある円卓の騎士のひとりと勘違いしているのは半数に及んだとされる。
ちなみに、人食いドラゴンを退治した伝説で知られる聖ジョージは、小アジアのカッパドキア出身で、ローマ軍の騎兵隊高官となった人物という。聖ジョージはさらに、スペインのバルセロナ、ロシア、ドイツのバイエルン地方、レバノンの首都ベイルート、ポルトガル、リトアニア、ハンガリーの聖人でもあるという。
なお、英国内でみられる守護聖人の日は以下の通り。
3月1日:「聖デヴィッドの日」(ウェールズ)
3月17日:「聖パトリックの日」(アイルランド)
4月23日:「聖ジョージの日」(イングランド)
11月30日:「聖アンドリューの日」(スコットランド)
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