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キャリアといえばこれまでは才能や勤勉さ、経験といったものが重視されてきたが、外見も重要な要素と考える中年女性が増えると共に、これらの女性による、キャリア・アップを目的とした美容整形件数も大幅に増加していることが伝えられた。
英国の美容整形医で構成される団体「the British Association of Aesthetic Plastic Surgeons」によると、昨年、国内で実施された美容整形手術は前年比で30%以上も増え、2万2,041件に達したという。
この患者のうち、約90%近くは女性で、顔や首のリフティング(シワ伸ばし)は42%増加し、2,279件となったほか、目の周りの腫れやシワをとる手術も3,400件以上となり、50%増加して5,655件となった豊胸手術に迫る勢いという。ちなみに眉のリフティングも33%増え、580件になったとされる。
さらに、英国最大の美容整形団体「the Harley Medical Group」では、50代で美容整形を受ける人の数が、過去5年間で4倍に増えたとしており、整形手術を受ける主な理由は半数が「仕事」がらみ。これは職場での年齢による差別が原因とも考えられ、年齢により自分が差別されていると感じる人は全体の50%以上、そのために昇進の機会が損なわれたと考えている人は40%近くにのぼるという調査結果でも明らかで、昇進に最適な年齢は30〜39歳、50歳以降はキャリア・アップの機会も大幅に少なくなるとの報告もなされているという。
昨今の美容整形では、教師や警察官といった、15年前なら考えられないような職業層の患者も多く来院するとされ、専門家らは、ひと昔前の美容院で髪を整えるといった感覚で美容整形に臨む人が多いと指摘。きちんとした服装や礼儀作法などと並び、美容整形も職場で相手に好印象を与えるための大切な要素とみなされるようになってきたと分析されている。
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