|
アリステア・ダーリング英運輸相は2日、犯罪防止対策として、カーディフやグラスゴー、マンチェスター、リーズ、エジンバラなどの主要鉄道駅に簡易設置金属探知機を導入し、鉄道利用者を対象に身体検査を行う方針であることを明らかにした。
「オペレーション・シールド」と呼ばれるこの計画は、英国交通警察によって実施されるもので、昨年7月の爆弾テロ事件を受けて行われた、運輸省によるパディントン駅での厳重なセキュリティ検査とは別のものであるという。
この計画では、ロンドン市内の窃盗犯罪が顕著とされる数ヵ所の地下鉄駅で、警官や警察犬が出動し、金属探知機を用いて、約1万人の乗客を対象に試行された際、100人を逮捕、68本のナイフを没収するという大成功を収めたとされる。
金属探知機そのものが簡単に移動できるのも特長で、また、探知器による検査を逃れようとした者を取り調べた結果、麻薬や盗品を所持していたことも分かるという副次的な効果も得られたという。
英国交通警察では、試行段階で目覚しい効果を挙げたこの金属探知機導入計画を高く評価。この探知器はさらに、窃盗犯罪がよく発生するエリアや、フーリガンなどによる問題が深刻な駅などにも導入されるものとみられているが、ダーリング運輸相はこれらの探知器は常設ではないため、導入の時期や場所に関しては、現地の管轄警察がその都度判断する必要があると説明している。
© 1999- 2006JAPAN JOURNALS
LTD. All rights reserved
*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。
|