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ロンドン市内の公園で発生する犯罪に迅速に対応できる警察機動力として、導入当時は大きな期待がかけられていたローラーブレード警官隊だが、パトロール警官が着用するローラーブレードは、芝生のような柔らかい地表面ではうまく機能せず、この弱点を利用して犯人が逃げてしまうことが増え、メトロポリタン・ポリスでは、ローラーブレード警官隊の廃止を決定したことを英国の大衆紙「デイリー・メール」が伝えた。
ローラーブレード警官=写真=によるパトロールは、オランダやフランス、アメリカですでに犯人逮捕への高い実績を挙げており、パトカーよりも小回りがきき、単に走るより速いことから、人の多い公園での犯罪に効果的に対処できるとし、2000年にローラーブレードを着用した公園専門のパトロール隊が結成されたという。
この隊に配属された警官は、英国ローラーブレードの公認団体から事前に、容疑者の追跡の仕方、安全な転倒の仕方などに関して上級レベルの訓練を受けたとされる。
ところが、ローラーブレードは転倒の際に痛い思いをするため、警官の間で不評であること、犯人が芝生のような柔らかい地表に逃げてしまった場合は、そこで停止し、ローラーブレードを脱がなければならないという不便な点が指摘され、その有効性を疑問視されるようになっていた。
メトロポリタン・ポリスではこれらの点を考慮し、ローラーブレードに代わって14台の自転車を使用した新パトロール隊を編成。ローラーブレード同様に小回りがきくと共に、階段などの走行条件にもとらわれず犯人追跡が可能な移動手段として、約2,428ヘクタールものロンドン市内の公園で活躍が期待されている。
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