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牛乳といえば、スーパーマーケットで購入するのが主流となり、かつては日常的風景だった宅配サービスの利用者は減少する一方という英国で、このような状況に対処すべく、乳製品産業団体では毎日の牛乳配達をインターネットで受け付けるというサービスを実施する予定であることが伝えられた。
英国内の牛乳や乳製品産業の代表団体「Dairy UK」では、牛乳配達サービスの利用者数が最も急激に減りつつある都市部の消費者を中心に、インターネット上で最寄りの牛乳配達業者を検索し、配達を申し込むことができるウェブサイトの設置を計画中という。
同団体の代表ジム・べッグ氏は、この新サービスが多忙な現代生活を営む消費者の需要に応えるものと期待。すでに食料品や衣料といった日常の買物をオンラインで済ませることの多い、若い世代にもアピールすると説明している。
牛乳生産者の保護を目的とする団体「the Milk Development Council」の報告によると、宅配サービス利用の牛乳消費量の、10年前には牛乳消費市場全体の45%を占めていたが、現在では13%に激減。この理由としては、牛乳1パイント(約568ミリリットル)あたりの価格が、スーパーマーケットでは32ペンス(約64円)であるのに対し、宅配達サービスではこの2倍近い価格に跳ね上がってしまうためと考えられている。
こういったマイナス面をカバーするため、配達業者の中には、現代人のライフスタイルに合わせ、顧客が仕事から帰宅する時間帯に配達を行ったり、牛乳と共にCDや本、コンタクトレンスなどの配達を請け負ったりするところもあるという。
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