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3/24 イラクで人質となっていた英国人平和活動家、特殊部隊の活躍で無事救出される

昨年11月から、イラクで人質となっていた英国人平和活動家ノーマン・ケンバーさん(74)が23日の現地時間午前8時(英国時間午前5時)ごろ、英国をはじめとする多国籍特殊部隊の活躍で、他の2名のカナダ人と共に無事救出されたことが報じられた。

ロンドン北西部在住のケンバーさんは、アメリカとカナダに本拠地を置く人道的援助団体「クリスチャン・ピースメーカー・チームズ」のメンバーとして、イラクで活動中だった昨年11月26日、イラク政府とアメリカに対してイラク人受刑者の全員解放を要求する、「正義の剣旅団」と名乗る過激派グループに誘拐された。

今年3月9日には、ケンバーさんらと共に誘拐されたとみられるアメリカ人トム・フォックスさん(54)が銃殺され、その遺体がバグダッド市内で発見されたこともあり、ケンバーさんをはじめとする他の人質の安否が気遣われていたという。

人質救出にあたったのは、英国とアメリカ、カナダの合同特別部隊で、身柄を拘束した者からの情報を元に、一週間にわたって綿密に練られた作戦を実行に移したとされる。

ケンバーさんらが発見されたのは、バグダッド西部にある家屋の中で、両手を縛られてはいたものの、健康状態に特に問題はなかったという。人質が閉じ込められていた家屋には誰もおらず、この救出作戦に伴い、武器の使用や犯人の逮捕はなく、負傷者も出なかったとされる。

ジャック・ストロー外相から救出の報告を受けたケンバーさんの妻パットさんは、この思いもよらぬニュースに安堵と喜びのコメントを発表する共に、これまで支援を続けてくれた人々に深い感謝の気持ちを表明。これまでは、イラクで人質となった英国人が殺害される悲劇が続いただけに、今回のケンバーさんの無事救出はこの上ない吉報であるとされるものの、イラクで活動する外国人ボランティアらが常に死と隣り合わせの危険な状況に身を置いているという事実に変わりはないことを伝える事件となった。

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