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英国国家統計局が毎月、英国内の物価の動きを示すバロメーター代わりとして利用する調査結果が20日に公表され、昨年の英国人の買物リストに必須とされていた「スリッパ」が消え、「iPod」などの最新機器がお目見えしたことで、英国人の日常生活の変遷が伺えると指摘されたことが伝えられた。
消費者物価指数と小売物価指数を割り出すのに利用される数字を求めるため、国家統計局が毎月、650件の品物やサービスに関する約12万件の価格調査を実施。この調査の対象となる買物品目は毎年更新されるが、このほどの更新で、英国人が生活に欠かせないとみなすものに大きな変化が見られたとされる。
今回の「買物リスト」から削除されたものとしてはまず「スリッパ」が挙げられ、これは多忙な現代生活のために、スリッパの必需性が消滅してしまったものとみられているほか、「ダイニング・テーブル」も、家族が食卓を囲む風景に代わり、テレビを見ながら膝の上に皿をおいて食事をする風景が一般的になってきたことを示唆しているという。
代わって新たにリストに加わったものには、ハイテク時代を象徴して、「MP3プレーヤー」や「フラットスクリーンTV」「デジタル・カムコーダー」「音楽のダウンロード」がお目見え。さらに「ワイン」に代わって「シャンパン」、「メンソールたばこ」が加わったことも英国人の嗜好品の変化を示すほか、「ナニー(育児係)」の雇用費や放課後のクラブ活動費などが増えていることは、働く親が増えた一方、チャイルド・ケアへの関心が高いことを反映していると分析されている。
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