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現代英国史の最も劇的な瞬間の傍観者として、少なくとも3代の英国首相に可愛がられてきた、ダウニング・ストリート(首相官邸)のマスコット的存在だったネコの「ハンフリー」=写真=が、先週安らかに永眠したことが19日に公表された(写真は「デイリー・メール」紙より)。
首相官邸のスポークスマンは、「ハンフリー」が首相官邸付近でのネズミ退治や玄関での写真撮影などの「数々の任務」を全うし、推定享年18で他界したことを報告。
政界を舞台にしたコメディ番組「Yes, Minister」に登場する公務員にちなんで名づけられたというこのネコは、1990年に野良猫としてさまよった末、首相官邸にたどり着いたという。
それ以来、ダウニング・ストリートに住み着き、歴代の首相に可愛がられてきたが、ブレア政権が発足した1997年、ネコ・アレルギーと言われるシェリー夫人に追い出されてしまったとされている。
シェリー夫人はこの噂を否定し、カメラマンの前で「ハンフリー」を抱き、この噂が嘘であることをアピールしようとしたものの、同夫人のネコ嫌いの嫌疑は晴れることがなかったとされ、「ハンフリー」はその後、肝臓の病気という理由で、ある閣僚宅で飼われることになったと説明されていた。
「ハンフリー」にまつわるエピソードでは、1997年に「ハンフリー」が行方不明になった時、首相官邸には専門の係員3名が配置され、「ハンフリー」に関する一般からの問い合わせに対応したとされるほか、1994年には、庭でコマドリのヒナを襲ったと告発された際、当時のジョン・メジャー首相が「ハンフリー」を弁護する声明を発表したこともあるという。
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