2004年5月のEU拡大以来、新しく加盟した10ヵ国から英国の大学に入学してくる学生の数は53%増加したことで、英国人学生の在籍数に迫る勢いであることが伝えられた。
英国内の大学に在籍する、新加盟国出身の学生数は、7,300人から急増して、現在では1万1,000人以上にものぼっているとされ、特にポーランドからの学生が目立つという。これで英国外からの学生は2004年の30万55人から、昨年には31万8,400人となり、さらにEU加盟国が増えるとされる2007年までには、この数はさらに増えるものとみられている。
学位取得のために支払わなければならない学費について、出身国が非EU加盟国である場合は年間最高2万ポンド(約400万円)かかるとされているが、EU加盟国出身者に関しては英国人学生と同じ割引制度が適用されること、新規加盟国出身の学生は家庭の収入が平均より低いことから、様々な財政援護策の恩恵に与ることができるようになったことも、こういった外国人学生の増加につながっていると分析されている。
バッキンガム大学のアラン・スミザーズ教授は、このような学生数の増加を、英国の大学が新規EU加盟国からの学生の需要に対して、十分な対応をするようになった証拠とコメントしている。
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