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英国のわらべ唄として知られるマザーグースの中に「メエメエ黒い羊さん(Baa
Baa Black Sheep)」という唄があるが、この「黒い羊」という表現が一部の子供たちへの差別表現になることを懸念し、ある保育園がこれを「虹色の羊(Rainbow
Sheep)」と改正。「政治的に正しい」ことばかりを追求する風潮の一例として物議をかもしていることが伝えられた。
オックスフォードシャーのアビントンにある保育園「the Sure Start Centre」では、かつての羊毛産業に根ざしたこの古いマザーグースの唄の歌詞が、現代の人種平等に関するガイドラインに沿わないものと判断。歌詞の一部を無難な表現に変えたという。
同保育園を経営するスチュアート・チェンバレン氏は、今回の措置を「機会平等の厳重なルールに従ったまで」とし、「人種や性別、その他のいかなる理由によっても、特定の人が差別されるような事態は避けるべき」と主張しているという。
同地区の保守党市議会議員は、このような保育園の措置を「馬鹿馬鹿しい限り」と激しく非難。子供の教育に関してはもっと他にすべきことがあるはずなのに、このようなことに時間と費用を割くのはまったくの無駄と指摘しているという。
ちなみに、このような「政治的に正しい」ことへの過剰反応が教育機関に影響を与えたのは、今回が初めてではなく、以前には「白雪姫と7人の小人」というタイトルのうち、「7人の小人」が差別表現になるとしてタイトルから削除された学校もあったほか、「コンカーズ」と呼ばれる、ドングリを打ち合って遊ぶ昔ながらの遊戯が、「万が一の事故」に備え、校庭で禁止される学校もあったことが報告されている。
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