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英国政府においてチャイルド・シートに関する道路交通法改定が検討されており、10歳以下の子供全員にチャイルド・シートの使用を義務付けるという新規定が、今年9月までに法律として施行されるとみられていることが伝えられた。
交通事故で死亡、または負傷する子供の数は英国内で毎年2,000人以上にものぼるとされ、英国政府はこういった子供の数を減らそうというヨーロッパ全体の取り組みを支持。英国運輸省によると、親がチャイルド・シートを使用しなくなるという子供の年齢は、3歳が全体の10%、6歳では全体の63%にのぼるとされるが、代わりに使用される大人用のシートベルトは、子供にとっては高い位置に設置されており、ベルトが首にかかる場合は、衝突事故の際などにかえって子供に深刻な被害が及ぶと警告されている。
現在の法律では、子供は後部座席にチャイルド・シートが取り付けられている場合に限り、これを使用しなければならず、適切なチャイルド・シートがない場合は、3歳以上の子供は大人用のシートベルトを使用できるほか、3歳以下の子供にはなんの義務付けも適用されないという。
しかし、新たな法律では、タクシーなどの例外を除き、車種に関わらず、3歳以上のすべての子供、または身長が4.5フィート(約137センチ)に達しない場合は、シートベルトで固定する適切なチャイルド・シートやジュニア・シートなどを使用しなければならず、また3歳以下の子供に関してもチャイルド・シートやベビー・シートなどの使用が義務付けられるという。
同法律ではさらに、ベビー・シートやチャイルド・シートなども含めて、後部座席に定員以上の乗員を乗せることも禁止しているとされる。
ドライバー団体「AA」ではこの動きを歓迎する一方で、この法律がきちんと遵守されているどうかを、警察がしっかりとチェックする体制が必要と訴えているという。
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