女性は通常声の高い男性に惹かれるとされるが、排卵期には、低い声の男性に性的魅力を感じるという研究結果が明らかにされ、声が低いことは男性ホルモンの分泌量が多いことを示すと共に、生殖能力が高いと女性の本能に訴える効力があるためと分析されたことが伝えられた。
専門誌「Hormones and Behaviour」の最新刊に掲載された研究結果によると、セント・アンドリュース大学のデヴィッド・ファインバーグ心理学博士が、妊娠しやすくなる時期に男性らしい、低い声に魅力を感じる女性が多いとの仮説を立てた上で、ひと月の月経周期中に、男性の声に関する魅力について女性に質問をしたという。
その結果、仮説は見事に的中し、女性は排卵期になると、相手がどう思っているかは別として、低い声の男性は、その声の低さが男性ホルモンであるテストステロン分泌量が多いことを示し、このような男性は健康で生殖活動に最適であると女性の本能が判断するためと分析されたという。
ちなみにテストステロンは、力強いあごの線など、男性的な顔の特徴を作る要素にもなっているとされる。
ファインバーグ博士は、男性の魅力はその低い声に現れており、このような声を持つ男性は女性と性的関係をもつ機会も多いと示唆。しかし、実際にはすべての女性が排卵の周期に影響されるわけではなく、また長期の関係を結ぶには、声が高めでやや女性的な男性のほうが、相手を思いやる能力にたけているとして女性には魅力的に映るという結果も報告されている。
なお、男性が女性の声に感じる魅力については、男性にとって最もセクシーなのは「ハスキーな声の女性」とされながらも、このような声の女性は「落ち着く」タイプではないとして、結婚相手にはふさわしくないとみなされがちだという。
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