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まとまった雨が降らないことで、環境や水道水の供給への深刻な影響が懸念されている中、英国環境局では、水不足で起こり得る人々の混乱を避けるため、全国の各水道会社に対して、来月早々にもホースによる水撒き禁止などの節水策を消費者に徹底させるよう、強く要請したことが伝えられた。
環境局によると、水不足が最も深刻となっている地域はイングランド南東部で、1921年以来最悪の事態に陥っているとされる。同地域では23日、雪混じりの雨がみられたものの、昨年10月からの降雨量はわずか280ミリと、同時期におけるこれまでの平均降雨量380ミリに比べて大幅に少ない量になっているとされる。
環境局では、この雨不足がすでに自然環境や水道水の供給状況にも大きな影響を与えつつあると強調。水不足は水道水の問題だけでなく、川の水位が下がって魚が大量死するといった環境破壊につながるとし、各水道会社に対して、天を仰ぎ、雨を乞うよりも、最悪の事態に備えて今から徹底した対策を講じるべきであると主張。
対策が遅れれば、今年の夏には水道の給水制限といった、極端な対策を強いられることになると警告しているほか、イングランドとウェールズに住む全員が歯磨き時に水道の水を出しっ放しにしなければ、毎日60万世帯に供給できる水量が節約できるとし、一般の個人に対しても節水を呼びかけているという。
ちなみに、自然環境への悪影響としては、魚の繁殖数が激減した地域がすでにあることも報告されている。
今回の警告は、1976年に英国で起こった深刻な水不足の再来を予想させ、人々の懸念を煽るものとみられている。ちなみに、一般家庭におけるホースやスプリンクラーを使用した水撒きの禁止はすでに、イングランド南東部の一部で実施されているという。
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