この25年で英国を訪れる観光客の数は2倍になったとされるが、その反面、観光客が英国で消費する額は40%しか上昇していないことが、英国観光庁の調べで明らかになった.
一方、海外を旅する英国人の消費額は、英国を訪れる観光客の倍額にもあたるといわれ、英国観光業界の赤字が懸念されている。
英国観光庁『VisitBritain』によると、海外からの観光客は、以前よりも英国での滞在が短期化、さらにホテルの代わりに知人や親戚宅に泊まることも多いという。
25年前に比べると、1979年度の英国滞在日数が平均12.5日であるのに対し、2004年には8日に減少、消費額も平均740ポンド(約14万8,000円)から470(9万4,000円)ポンドへと減額している。
その結果、当時20億ポンド(約4,000億円)の黒字を計上していた観光業界は、現在は170億ポンド(約3兆4,000億円)という深刻な赤字に陥っているという。
『VisitBritain』では、「英国を訪問する観光客の数を増やすことには成功したが、消費とのバランスまでは計算できなかった」とし、英国政府に働きかけることも含めて早急に何らかの手を打つ必要があるとしている。
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