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英国内では過去1年間でマーマレードやジャムが売上げ低下を見せる中、砂糖で甘くしたマーマレードやジャムよりも健康によいとされるハチミツの売上げが急上昇していることが伝えられた。
市場調査機関「TNS」が1万5,000世帯の買物傾向を調べたところ、消費者の健康志向が商品を選ぶ際にも大きく反映されていることが再確認されたという。
過去1年間で新たにハチミツを購入するようになったのは49万世帯、4.5%増加した一方、同じ時期におけるマーマレードとジャムの売上げはそれぞれ、7%と3%低下。ハチミツ市場は現在、3億6,100万ポンド(約722億円)の売上げを記録しているのに対し、マーマレード市場は3億5,400万ポンド(約708億円)にとどまっているとされ、特にオレンジを肉厚に切ったマーマレードの売上げは14.3%という、最大の低下率をみせているという。
ハチミツ人気の背景には、これまで「クリアー」と呼ばれる、透き通ったタイプと、「セット」と呼ばれる、濁ったタイプの2種類しかなかったハチミツに、オーストラリア産や南アフリカ産など様々な産地のものが加わった上、ハチが蜜を集めるのに群がる花についてもヒマワリ、ユーカリ、ラベンダーといろいろ選べるようになったことがあるとみられている。
また、消費者は砂糖を使用したマーマレードやジャムよりも、自然の甘さであるハチミツの方が健康によいと考えているためとされるが、栄養学の専門家は、ジャムもハチミツも結局は糖質であることに変わりにはないと指摘。むしろジャムの方が、果物に含まれるビタミンなどが豊富である点では健康にはよいとする意見もあるものの、どちらも摂り過ぎれば体によくないのは同じとコメントしている。
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