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英国の大手ガス供給会社「ブリティッシュ・ガス」が今月、国内の1,100万世帯を対象に、ガス料金の25%値上げを通知する予定であることを受け、インフレ率の10倍以上というこのかつてない値上げ率に、消費者側からは激しい怒りの声が挙がっていることが伝えられた。
高齢者の支援チャリティ団体「Age Concern」では、特に定額の収入しかない年金生活者にとっては、今回の値上げが大きな負担になると主張。高齢者にとって寒い冬は病気にかかるリスクが高いため、暖房は必須だが、限られた収入を暖房か食費かのどちらかにしか使えない高齢者さえいる中、今回のような大幅なガス代値上げは、このような老齢者が暖房費を節約し、風邪がもとで結果的に死亡するというケースをさらに増やす原因になると警告しているという。
また、各種サービス料金の比較サービスを行うウェブサイト「uSwitch.com」でも、ブリティッシュ・ガスの値上げは予想していたものの、この大幅な値上げ率には衝撃を受けたとしており、その値上げ率の不適切さを指摘。同サイトではエネルギー業界の監視団体「Ofgem」に、今回の大幅値上げの妥当性に関する調査を依頼したとされる。
「ブリティッシュ・ガス」関係者がメディアに語ったところによると、同社の上層部でも消費者の負担増を懸念したものの、この値上げはどうしようもない苦渋の決断だったとコメント。
「ブリティッシュ・ガス」の親会社「Centrica」では、2006年におけるガスの卸値が2005年より約75%も上がったとし、どの供給元も同じ市場でガスを購入しているため、2006年のガス料金値上げは避けられない状況になっていると説明している。
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