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忙しくなる一方の現代生活を反映し、家事手伝いを雇っているという英国の家庭は半数近くにのぼり、その費用の総額は年間45億ポンド(約9,000億円)、一世帯あたりに換算すると月182ポンド(約3万6,400円)にもなることが調査の結果明らかになった。
保険会社「Direct Line」の行った調査によると、掃除から庭仕事、アイロンかけまで、手間と時間を省いてくれるサービスへの需要は高まる一方であることが判明。働く母親を例にとると、税引き後の所得が月平均864ポンド(約17万2,800円)である一方、育児費用と家事手伝い費用に809ポンド(約16万1,800円)を費やし、給与の10%以下しか手元に残らないとされる。
共働き家庭の増加と多忙な現代生活のために、夫婦がそれぞれの家事分担をこなすのも困難になっている中、英国では過去10年間において、家事手伝いを雇う家庭は4倍に増加。特にクリーナーの需要は多忙な中流階級のプロフェッショナルの間で最も高い一方、家事手伝いは若いカップルやフラットで共同生活をする者、独身男性など、どの年代でも高い需要が認められたとされている。さらに、EUの拡大に伴い、ポーランドをはじめとする旧東欧諸国からの、比較的安価な働き手の増加も、このような家事手伝いの雇用ブームの一因でもあるとみられている。
ちなみに今回の調査では、平均的な家庭の運営費用は、住宅ローンの返済や住民税、光熱費、保険料などを含め、年間9,000ポンド(約180万円)、月あたりで742ポンド(約14万8,400円)になるとされ、地域別にみると、家庭の運営費が最も高いのはロンドンで、年間1万476ポンド(約209万5,200円)、最も安いのはヨークシャーで、年間7,692ポンド(約153万8,400円)であることも分かった。
さらに別の調査では、英国人が住宅ローンなど自宅のために費やすお金が多いことも指摘され、住宅費が全体の支出に占める割合は1947年以来、10%から22%と2倍に増えたほか、家の価格も1947年の50倍にもなっており、消費価格の25倍アップという数字をはるかに上回る増加率を見せていると報告されている。
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