アイルランドのダブリンをベースとし、英国内でもお馴染みとなっている格安航空会社「ライアンエアー」が、今年3月16日から、スーツケースなど機内に預ける荷物1つにつき、片道2ポンド50ペンス〜5ポンド(約500〜1,000円)の料金を徴収することが明らかになった。
「ライアンエアー」では現在、機内に預ける荷物について、乗客1人につき15キロまでを超過料金なしとしているが、例えばカップルなどが、2人で合計30キロまで無料という制限を共同利用し、ひとつのスーツケースに2人分の荷物30キロを詰め込むこともよくあるという。
「ライアンエアー」はこのような荷物の重量の共同利用を防ぎ、海外へはなるべく手荷物だけを持っていってもらえるよう、今回の荷物の料金制導入に踏み切ったとされ、重量の共同計算を認めない代わりに、荷物1つの制限重量を20キロにまで引き上げるとしている。
しかし、同社ではすでに、機内に預ける荷物について、超過料金を1キロあたり5ポンド(約1,000円)から5ポンド50ペンス(約1,100円)に増額したばかりとされ、この新たな料金制の導入で消費者側は最終支払い価格のさらなる値上がりを懸念。料金制導入後は、カップルが重さ30キロのスーツケース1つでフランスやスペインに旅行すると仮定すると、往復で合計110ポンド(約2万2,000円)の値上がりとなるほか、4人家族の場合は「格安」旅行でも、230ポンド(約4万6,000円)の余計な出費が見込まれるという。
「ライアンエアー」では、乗客の50%にはほとんど影響はないはずとしながらも、手荷物だけの乗客25%がやはり得をすることになると説明している。
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