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1/25 赤ちゃんペンギン誘拐事件から1ヵ月――親ペンギン、新たな卵の孵化に専念
昨年12月に生後3ヵ月の赤ちゃんペンギン「トガ」が何者かに誘拐された事件から1ヵ月が過ぎた中、ワイト島のニューチャーチにある動物園「the Amazon World Zoo Park」の親ペンギンは現在、新たに産んだテニスボール大の卵の孵化に専念しており、子供を失った悲しみから立ち直りつつあるとみられていることが伝えられた。

ジャッカスペンギン(和名ケープペンギン)の母親「キアラ」と父親「オスカー」は、新しい卵の世話にすっかり夢中で、行動も落ち着いてきたが、新しい卵を守ろうとするあまり警戒心が非常に強くなっており、飼育員もむやみに手を出せない状況という。

動物園のブライト園長は、「新しい卵を産み、次の育児に専念しようとするのは、子供を失った悲しみを和らげるため、自然のなせる技」として、野生動物にはごく普通にみられることと説明。園内では親ペンギンの抱卵を温かく見守っているとされる。

昨年12月17日夜に、同動物園に侵入した何者かによって盗まれた赤ちゃんペンギンのニュースは英国のみならず、全世界の関心を集め、幼鳥に唯一エサを与えることができる母親ペンギンなしでは長く生きられないため、その安否が気遣われていた。

この赤ちゃんペンギンの行方をつきとめようと、匿名有志からの1万ポンド(約200万円)、ロックバンド「ブラック・サバス」のギタリスト、ギーザー・バトラーさんからの寄付5,000ポンド(約100万円)を含む、合計2万5,000ポンド(約500万円)の報奨金がもうけられたが、その努力も水泡に帰したとされる。

動物園では、赤ちゃんペンギンにどこかで無事に生きていてほしいとわずかな希望にすがる一方、同じ過ちを繰り返さないよう、ペンギンの飼育コーナー周辺にものの動きを感知するセンサーとCCTVカメラを設置し、ペンギンの盗難防止に力を入れているという。

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