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ガンの発見の遅れは患者の生存率に大きな影響を及ぼすとされている中、マンチェスターの医療機関に勤務する放射線技師がマモグラフィー(乳房X線撮影)映像による診断を誤り、女性患者21名に「異状なし」との報告を行っていたことで、この放射線技師が停職処分となったことが報じられた。
この放射線技師はグレート・マンチェスターにあるトラフォード総合病院とノース・マンチェスター総合病院に勤務していたもの。診断ミスへの最初の疑惑は昨年4月に浮上し、これらの診断ミスの全貌を明らかにするため、専門家による審査機関が設置された。この団体では同技師がこれらの医療機関で勤務を始めた2003年4月にまでさかのぼり、この技師が診断を下した際に使ったX線写真計2,495件について再チェックを実施したとされる。
これにより、再度召集された患者176名のうち、トラフォード総合病院から25名、ノース・マンチェスター総合病院から3名の計28名が診断ミスによる治療の遅れが指摘され、このうち21名は悪性の乳ガン、6名は良性、また1名は治療可能なレベルであることが分かった。
乳ガンは発見が3ヵ月以上遅れた場合、深刻な事態にもなりかねないとされており、3ヶ月以上診断が遅れた女性も17名いたとされ、ある女性は診断ミスから2年以上も経って、実はガンであることを告げられたという。
審査機関ではこれらの患者全員に再診断の必要性を説明。診断ミスによる死者は出ていないものの、各医療機関にヘルプラインをもうけ、該当患者の対応にあたっているとされる。
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