インターネットの発達と共に、CDなどを購入するよりも違法の専門ウェブサイトから音楽をダウンロードする若者が増えており、このような「音楽を買わない」世代が音楽業界にとって大きな脅威になるとみられていることが伝えられた。
調査機関「Jupiter Research」によると、ヨーロッパにおいて2004年にダウンロードされた音楽のうち、合法的なのは1,300万件だったのに対して、違法なものはその3倍にも達したという。
「Jupiter Research」では、インターネット利用者のうち、音楽のダウンロードにお金を払っているのは全体の5%。違法に無料でダウンロードしているというのは15%で、15〜24歳の年齢グループでは、違法ダウンロードの割合はさらに高くなり、全体の34%がお金を支払わずにダウンロードしているとされる。
調査元では、音楽はわざわざ買わなくても、無料でインターネット・サイトからダウンロードできるものという環境で育った若者が、将来、中心的購買層となった時、音楽業界は多大な打撃を被ると警告。このような若者に何らかの形で音楽を購入させる手段を考えない限り、音楽業界は長期に渡って深刻な売上不振に陥ることになるとしているという。
なお、「iTunes」といった音楽の有料ダウンロード・サイトについては、一定の需要もあり、ヨーロッパの消費者の10%はダウンロードした曲にお金を払ってもいいと考えているとされている。
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