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英国の子供たちは読書を楽しむ機会が少なくなっており、この傾向はますます強まる一方であると警告されている。
英国内における読み書きの能力向上に貢献するチャリティ団体「the National Literacy Trust」が、小学校と中学校100校に通う生徒8,000人以上を対象に行なった調査では、どの学校も生徒が楽しみながら本を読むことを推奨しているにもかかわらず、本を「少しだけ読む」または「まったく読まない」という生徒の割合は、小学校では全体の30%だったものが、中学校ではその2倍近い57%になっていることが分かったという。
学校外で少なくとも週に1〜2度は読書をするという生徒は、全体の70%(女子では全体の75%)で、中学生では「今まで十分読書をしておらず、今後も特に読書をするつもりはない」としているのは25%に達したとされる。
文字を読むといっても、子供たちがよく親しんでいる媒体は雑誌、ウェブサイト、携帯電話のテキスト・メッセージ、「ジョーク」とされるもの、テレビ関連の本や雑誌、電子メールという順になっており、小説などはマンガや新聞をやや上回ったものの、上位8位にとどまった。
同調査ではまた、何をもってして「読みたい」と思うか尋ねたところ、「絵が多い」こと、「話が短い」ことのほか、「読むのがもっと簡単だったら、本を読む」を答えた生徒も多く、文字を読むことに困難を訴える生徒が少なくない現状も指摘された。
同調査ではさらに、読書態度に関する男女差についても示唆。女子は読書を通じて他の人々の異なった生き方や感じ方を学び、自分自身の理解につなげようとしているのに対し、男子は将来仕事に就くために「しなければならないこと」のひとつとして読書をとらえる傾向があることが報告された。
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