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現代美術作品収集家で、「サーチ・ギャラリー」のオーナーでもあるチャールズ・サーチ氏は、同ギャラリーが入っている旧市庁舎の建物の家主である日本企業側の、度重なる「嫌がらせ」に我慢しきれなくなったとし、同ギャラリーをチェルシーに移転させる予定であることを各メディアが報じた。
サーチ・ギャラリーはテート・モダンやナショナル・シアターなどの芸術施設が並ぶテムズ南岸に位置し、すでに観光名所となっている。しかし、サーチ氏は、旧市庁舎を所有する日本の不動産会社「白山殖産(株)」との軋轢を示唆、今後のギャラリーの発展の障害になるとして移転を決意したとされる。
白山殖産(株)はグレーター・ロンドン・カウンシルが解体された後の1993年に、6,000万ポンド(約120億円)で旧市庁舎を購入。サーチ氏はこの建物の一部を利用したギャラリーの改装に600万ポンド(約6億円)を費やし、2003年にギャラリーをオープンしたばかりだった。デイリー・テレグラフ紙では、「白山殖産(株)」のヨーロッパ担当者がギャラリーを訪れた際、職員がこの人物を即座に認識できなかったことに激怒、この人物は職員に向かって怒鳴り散らしたという出来事を軋轢の原因のひとつとして報道している。
推定総額1億3,800万ポンド(約276億円)という現代美術作品約2,000点を所有するサーチ氏は、ギャラリーの移転先としてチェルシーのヨーク公兵舎跡を選んだとされ、2007年4月の一般公開を目指しているという。
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