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仕事が忙しく、平日は子供と顔を合わせる時間すらないという父親は全体の20%にものぼり、父親の70%が「自宅で家族と過ごす時間がもっと欲しい」と思っている一方、ほとんどが仕事のプレッシャーから逃がれられないでいるという実態が明らかになり、父親の家庭生活に深刻な影響を及ぼしていると懸念されていることが伝えられた。
保険会社「B&CE Insurance」が2,000人の父親を対象に行なった調査によると、子供が起きている時間に家にいないという父親は、ロンドンが全体の31%と最も多く、イングランド南西部で25%、スコットランドで19.6%。さらに大多数の父親が一家の大黒柱であることに満足しており、家族を養うのは当然と考える父親は、イングランド北東部で全体の84%と最も多く、一般的に男性の収入が家庭の収入を占める割合は75%であるという。なお、育児が主な仕事と認める男性は全体のわずか3%にとどまったとされる。
別の調査ではまた、働く親の75%が週45時間定められた時間外にも仕事をしていることが判明。働き過ぎは過剰な飲酒や運動不足、不健康な食生活につながるだけでなく、頭痛や疲労、うつ病などの原因になりがちであると指摘されているにもかかわらず、多くの父親は、労働時間について不満を訴えることが昇進の妨げになると心配しているという。
英国政府は男性にも産休を認めるなど、父親が仕事と家庭生活のバランスを確保できるような法律を提案している一方、各企業でも対策を検討。自動車メーカー「フォード」では被雇用者カップルを対象に、女性に与えられた産休期間を調整しカップル間でシェアすることを認めるようにする意向を示しているほか、「BT」ではすでに、現場担当の技術者に関し、勤務時間よりもこなした仕事に対して報酬を支払うというフレックス制を実施し、男性社員が家庭生活に割く時間を確保できるよう配慮しているとされる。
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