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ウィルトシャーのソールズベリー平原にたたずむ古代史跡として知られているストーンヘンジで、史跡付近を走るA303道路の迂回用に約2キロに渡る地下道建設計画が進められている。しかし、この地下道運営費が初めの見積もりより2億7,000万ポンド(約540億円)以上も多い、4億7,000万ポンド(約940億円)にも達するという報告が提出されたのをうけ、地下道建設について再検討が予定されているが、場合によっては建設計画そのものが中止になる可能性もあるとみられていることが伝えられた。
工費が予測を大きく上回った理由としては、ストーンヘンジ周辺の地質が保水力のあまりない柔軟な石灰層であること、また地下水面が高いことなどにより、大雨の際には地下道内が水浸しになってその都度トンネル工事が難航し、3年間という期間内の工事終了が見込めないという問題が浮上したためという。
地下道建設計画を推進していた道路担当官スティーブン・レイディマン氏は、ストーンヘンジの歴史的重要度は変わらないとしながらも、予算をはるかに上回る費用をかけるべきかどうかについては再検討の必要があると説明。再検討の結果は決定次第公表する旨を明らかにした。
ストーンヘンジ保存団体「the Save Stonehenge」では、この慎重な決断を歓迎する声明を発表。1998年から建設計画がすすめられてきた地下道は、ストーンヘンジの周辺道路の交通安全と渋滞緩和に貢献し、5000年の歴史をもつ同史跡の保護にもつながると期待されていたという。
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