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7/5 G8サミットを前に険悪ムード――シラク仏大統領のこき下ろしに、英国側は激怒

2012年オリンピック誘致合戦やイラク戦争をめぐって、ただでさえ相容れない関係の英仏だが、シラク仏大統領がプーチン露大統領とシュローダー独首相との非公式会談中に、英国をこき下ろす冗談を次々と口にした模様が新聞記事になったことをうけ、英国側は憤慨。6日からの先進国首脳会議(G8サミット)において、英仏間の新たな亀裂の元になると懸念されていることが伝えられた。

フランス、ドイツ、ロシア間における非公式会談は、ロシアの都市カリーニングラードの750周年記念と、G8サミットに向けた準備としてカリーニングラード近郊で行われ、その際、3国の代表はカフェで通訳を伴い、非公式な会話を楽しんでいたとされる。しかし、たまたまフランスの新聞「Liberation」の記者がおり、会話の一部始終を密かに記録して、同紙上でこれを公開したという。

その内容によると、シラク大統領は「英国がヨーロッパの農業にもたらしたのは狂牛病だけ」と批評、英国の料理がいかにまずいかを「フィンランドの次にひどい食事」とした後、「料理のまずい国を信頼することはできない」とまで述べた。プーチン大統領がアメリカを示唆しながら「ハンバーガーはどうですか」とたずねると、シラク大統領は「ハンバーガーは比較対象外」と答え、3代表は大笑いしたとされる。

シラク大統領はさらに、元NATO代表でブレア内閣の元国防相だったジョージ・ロバートソン氏が、スコットランド料理のハギスを同大統領に食べさせようとしたことを振り返り、「NATOの問題の根源はここにあった」と言及。また、昨年11月、和親条約100周年記念で招待されたエリザベス女王との晩餐会に30分遅刻したのは自分のせいではないと主張する場面もあったという。

パリとロンドンが最有力という1012年のオリンピック誘致にからみ、現在シンガポールにいるブレア英首相は、このニュースに憤慨しているとされるが、サミット開催国としての立場からもこの一件に関するコメントは控えているという。

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