|
学校の人気者であった下級生を「気に入らない」として、クラスメートの目の前で刺殺した16歳の生徒に対し、ノッティンガム刑事裁判所は2週間にわたる裁判の結果、終身刑を言い渡したことを各メディアが伝えた(写真は「デイリー・メール」紙より)。
この事件は、2003年11月4日、リンカンシャーのノース・サマコウツにあるバークベック校で、ルーク・ウォルムズリー君(当時14歳)=写真上=が教室を出たところを、当時15歳だった同校の問題児にナイフで刺され、死亡したというもの。
犯人の少年は、初めはこれを事故としていたが、ルーク君を刺すことをほのめかす言動をとっていたとの同級生の証言や、自宅近くの「隠れ家」からナイフのコレクションが見つかったことなどから、警察では今回の殺人が計画的な犯行であると断定したとされる。
スポーツ万能で品行方正の優等生であり、将来は警察官を目指していたというルーク君とは対照的に、犯人の少年は警察とも何度もトラブルを起こすなど、札付きの問題児として知られていた。少年は両親の離婚後、母親に引き取られたが、母親がボーイフレンドとドライブ中、飲酒運転のあげくスピードの出し過ぎによる事故で死亡、父親のもとに移ったものの、反社会的な行為はエスカレートするばかりだったという。
また、この少年は事件の前年に2週間ほど、ルーク君の妹と交際していたが、正義感の強いルーク君に対して常に敵対心をあらわにし、衝突が絶えなかった。事件の前日に、ルーク君がこの少年のガールフレンドを通して「決闘はしたくないが、そういう状況になったらいつでも受けてやる」とのメモを渡したことが、少年を今回の犯行に向かわせたものとみられている。
別居しながらも子供たちの養育には積極的に協力し合っていたというルーク君の両親=同下=は、今回の判決に感極まった様子を見せたとされる。
© 1999- 2004 JAPAN JOURNALS
LTD. All rights reserved
*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。
|